3層からなるお肌のもっとも最下層にある皮下組織は、ほとんどが脂肪でできています。
身体の部位や、年齢・栄養状態などの個人差によって、脂肪の量は大きく違い、皮下組織の厚さにも差がでてきます。
皮下組織に蓄えられる脂肪は、多すぎると重くなって下がり、たるんでしまうし、少なすぎても弾力をなくしてたるみます。
ちょうどいい量を保つことが、肌をいい状態にしてくれるのです。
また、急激なダイエットや加齢によっても、皮下組織の脂肪量が減ると肌はたるんだ状態になります。
これは、皮下組織だけでなく、その上の層である真皮層のコラーゲン量などにも関係してくるのですが、そのときに大切なのは、この2つのつながり部分です。
真皮層と皮下組織層とがしっかりとつながりあい、お互いをがっちりつかみ合って支えあっているうちは肌は弾力を持っていますが、年齢を重ねてくると、どうしてもつかみ合う力が弱くなってしまいます。
すると、皮下組織は重力に負けて下がり、たるんできます。
このように、皮下組織はたるみと重要なつながりを持っているのです。
皮下組織は、たるみと密接な関係がありますが、肌の透明度にも大きくかかわっています。
透明度とは、簡単にいえば肌の明るさのことです。
皮下組織には毛細血管が走っていますが、肌の明るさは、この毛細血管を流れる血液によって左右されるのです。
血行が良く新鮮な血液が流れていれば、健康的で明るく透明感のある肌に見えますが、血行が悪く酸素を失った鮮度の低い血液が留まっていると、顔色が悪く、くすんで見えるのです。
肌の透明感を保つには、何はさておいても、血行を良くすることが大切です。
冷たい食べ物を控えて暖かい食べ物を食べる、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるなどして血行が良くなれば、透明度はずいぶん上がってきます。
皮下組織は皮膚のもっとも基盤になるところ。
皮下組織がしっかりしていないと、その上の層にも悪い影響が出てしまうので、いつも気にかけていたいですね。