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真皮の衰えがハリを低下させる

コラーゲンとエラスチンがハリを保つ

表皮のすぐ内側にある2番目の層が、真皮層です。
コラーゲンがお肌に大切ということは周知ですが、このコラーゲンが存在しているのも、真皮層です。
ということで、真皮層の構造をかんたんに説明します。

まず、表皮のすぐ内側には、基底膜というごく薄い膜があって、表皮と真皮をつなぎあわせています。
その下の真皮層には、コラーゲンが主成分の膠原線維が網目構造を作り、これが全体の70%を占めています。
この網目のひとつひとつをしっかりつなぐ役割をしているのが、エラスチンを主成分とする弾力線維で、コラーゲンをエラスチンが支えることによって肌のハリど弾力が保たれています。
エラスチンは、真皮の中にはほんの1~2%しかない貴重な成分で、通常は年齢と共に減少していきます。

真皮には水分がたっぷり蓄えられている

もうひとつ、真皮の大きな特徴は水分量です。
真皮の重さの約60~80%は水分からなっていますが、その水分を蓄える働きをしているのが、ヒアルロン酸に代表されるグリコサミノグリカン(ムコ多糖類)でできている基質です。
気質は真皮のベースで、ゼリー状で水分をたっぷりと含み、コラーゲンとエラスチンのネット構造の間を埋めて、弾力と柔軟性を保っています。
この真皮層に水分が多いほど、お肌はみずみずしくなります。

真皮層にあるその他の細胞

真皮層の中で、コラーゲンとエラスチンの網目の間にぽつぽつと浮かんでいるように見えて、重要な役割を果たしているのが繊維芽細胞です。
繊維芽細胞は、コラーゲン、エラスチン、基質を新しく生み出しているほか、古くなって機能のなくなったこれらの細胞を処理する役割も持っている、美肌の要ともいえる細胞です。

年齢を重ねて繊維芽細胞が少なくなったり働きが弱まったりすると、新しいコラーゲンやエラスチンを作れなくなるだけでなく、古い細胞がいつまでも処分されず真皮の中にあるので、肌は目に見えて衰えてきます。

そのほか、敏感肌と関係がある細胞としては、ヒスタミンを分泌して花粉症やじんましんなどのアレルギー反応を起こす肥満細胞や、異物と戦うマクロファージなどの細胞があげられます。
これらの細胞がそれぞれの働きをになって、美肌が保たれているのです。

 
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