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NMF(天然保湿因子)に注目

細胞内で水分を保持する役割をもつNMF

角質層で細胞と細胞の隙間をうめる役割をして、水分を保つ働きをするのは細胞間脂質のセラミドですが、細胞そのものの中で水分を保持する役割を担っているのがNMFと呼ばれる天然保湿因子です。
NMFとは、Natural Moisturizing Factorの略。
お肌の角質層は、正常な状態で15~20%の水分を含んでいるといわれていますが、これらを保つ働きをしているのがNMFです。

脂っぽいのに水分が足りない気がすると感じたら、NMFが不足していることが考えられます。
基礎化粧品を選ぶときには、成分表示に注意して、NMFが含まれているものを選びましょう。

水の分子と結合しやすい成分

NMFは人体が作る天然の保湿剤で、その約40%をアミノ酸がしめています。
ほかに尿素や乳酸、ナトリウム、カリウムなど20種類の物質が含まれています。

これらは角質層の中で角質細胞が作られる過程において生成される水溶性の化合物で、水の分子と結合しやすいために、水分を抱え込むことができるのです。
水の分子は一旦NMFに結合すると、蒸発しにくくなり、これらが皮膚の表面を覆うことでさらに蒸発しにくくなります。

細胞がスムーズに作られない状態に陥った角質層では、NMFも十分に作ることができません。
肌が荒れた状態では、正常時の3分の1程度までアミノ酸の量が減るため、NMFの働きも低下します。
そうなった角質層は、硬くなって、水分を十分に蓄えることができなくなり、肌荒れを起こします。
肌荒れを起こすとさらにNMFを作りにくくなるという悪循環が発生します。

敏感な肌や乾燥肌を正常な状態に保つためにも、NMFをスキンケアに取り入れて、積極的に補給していくことが大切です。

 
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